● 第8回 120円で周遊旅行!? (2003.6.07)
今回紹介するのはJRの1区間の料金である「120円」でいろいろと回って周遊旅行しよう!!という企画です。
電車にのって、たった120円でいろいろと回れれば楽しいと思いませんか?
これは、東京でも大阪でも可能ですが、大阪を例にとって説明していきたいと思います。
JRの利用規則には「旅客は、次の各号に掲げる各駅相互間を、普通乗車券又は回数乗車券(いずれも併用となるものを含む。)によって旅行する場合は、その所持する乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、各号の末尾に記載した同一かっこ内の区間又は経路のいずれか一方を選択して乗車することができる。
」という規則があります。
また、「大阪付近にあつては、東海道本線中米原・神戸間(第16条の2の規定にかかわらず、東海道本線(新幹線)新大阪・新神戸間を除く。)、山陽本線中神戸・相生間(第16条の2の規定にかかわらず、山陽本線(新幹線)新神戸・西明石間を除く。)及び兵庫・和田岬間、湖西線、大阪環状線、桜島線、JR東西線、福知山線中尼崎・谷川間、北陸本線中米原・近江塩津間、加古川線、赤穂線中相生・播州赤穂間、山陰本線中京都・園部間、関西本線中柘植・JR難波間、草津線、奈良線、桜井線、片町線、和歌山線、阪和線及び関西空港線(以下これらの区間を「大阪近郊区間」という。)」という規則もあります。
上記を一般に「大都市近郊区間の特例」といいます。ちなみに大阪近郊区間とは下の図の範囲になります(一部省略しています)
一見、上記2つの利用規則と1つの図を見ても、「これは何?(笑)」とお思いになるかもしれませんが、
噛み砕きますと、「どんな経路を通っても上記の図の範囲であれば、降りる駅と乗る駅の最短経路の運賃で良い」
という事になります。
例えば、上記図にあります京都駅から乗車すると仮定しまして、西大路駅までの切符120円を買います。
しかし、すぐに西大路駅には向かわずにまずは京都→山科→近江塩津→草津→拓植→木津→奈良→桜井→高田→和歌山→天王寺→梅田→西大路
と、近畿大横断電車の旅に出ても120円で降りる事ができます!!
と、大変便利な規則ではありますが、注意点もございます。まず、同じ駅を2度通る事はできません。次に駅から降りる事もできません。更には
これが最大の悩みなのですが、切符の有効期限は一日限定ですし、普通列車のみですので時間の制約があります。この条件のどれか一つにでも
違反しますとすべての運賃を払わなければなりません。しかし、時刻表を眺めて経路を決めて、駅のお弁当を頬張りながらの旅は
本当に楽しいものですので、是非一度やってみては如何でしょうか?今回は大阪を例に取りましたが、東京・大阪・福岡で可能です。
※注意
・合法的ではありますが、JRの規則、規定を十分に確かめてから旅行にお出かけください。
・以外と時間が掛かりますのでプランをしっかり練って、余裕を持って出かける事をおすすめ致します。
・途中で最低一回は車掌さんに切符見せてくださいと言われると思いますが、プラン表を見せるか「大都市近郊特例を利用しています。」と
言えばすんなり通して貰えます。
|
|